



12月2日(火)午後1時15分から、衆議院第2議員会館において歯科技工士に関する制度推進議員連盟役員会が開催され、本連盟より奥村会長、青木・加藤副会長、時見理事長、議連役員から上川陽子会長(静岡1区)、松本洋平文部科学大臣(議連事務局長、東京19区)、厚生労働省から小嶺祐子歯科保健課長、和田康志歯科医療管理官他3名が出席した。
冒頭、上川会長より、「来年度診療報酬改定の中で、歯科技工士の先生方に安全で安心な歯科医療供給のため配分していく、そのような要望もいただいておりますので、よろしく議論いただくようお願い申し上げます。」との挨拶、次いで奥村会長より、「本日、喫緊の課題解決を要望させていただいているとともに、日本歯科技工士会からの予算要望も記載させていただいています。
進捗状況も含め確認させていただくとともに、議連総会に向けてしっかり吟味し、要望を精査させていただきたいので、それを踏まえ、本日の役員会で協議いただきたくよろしくお願いします。」との挨拶があった。
その後、和田康志歯科医療管理官から令和8年度歯科医療診療報酬改定に向けた説明、小嶺歯科保健課長より令和7年度補正予算、令和8年度概算要求に関して説明が行われた。
奥村会長からは、予算・政策要望を記載させていただいているが、歯科技工所の公的番号付与に関して、どのような進捗状況なのか確認したい旨要求があり、小嶺会長から、番号付与に関しては今年度中に省令改正を行い、猶予期間を設けて実施したい旨の報告があった。
また、本連盟から公的番号の適用範囲、今後の運用、周知期間、番号付与形態、リモートワーク先の取り扱い、歯科技工の施術場所、マイナンバーと歯科技工士番号の紐づけ状況、社会状況を踏まえた歯科技工士を含む医療職種の診療報酬の改定への質疑及び歯科技工が行われる場所、人及び使用機器材に関する明記の検討要請等が行われた。
最後に、厚生労働大臣への要望内容に関し、本日提出の要望内容について特に予算要望に関して改めて強く要望するとともに、変更の有無を厚生労働省側に確認し、変更の必要がない旨が確認され、議連側と調整し、厚生労働大臣に陳情を行うことが確認された。
