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「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」役員会開催

5月15日(木)午後1時40分から、衆議院第一議員会館第一会議室において、「歯科技工士に関する制度推進議員連盟」役員会が開催され、本連盟より奥村会長、青木・加藤副会長、時見理事長、議連役員として上川陽子会長(静岡1区)、堀内詔子幹事長代理(山梨2区)、松本洋平事務局長(東京19区)、厚生労働省から森 真弘審議官、小嶺祐子歯科保健課長他が出席した。

 

冒頭上川会長から、この議連として扱ってきた大変重要なことについて、その進捗状況を厚生労働省に報告していただきながら意見交換を行って取り纏めていきたい。

歯科技工所の届出番号の付与について、どういった手だてをすべきなのかという検討の中で、一つの道筋が出てきたので、方向性を確認し、さらにその先に進むべく、流れを踏まえて順序だててすすめていく。

 

その確認を行っていただくようよろしくお願いしたいとの挨拶があり、奥村会長からは、お忙しい中、議連役員会を開催していただいた御礼が述べられ、歯科医療の安全安心を担保する歯科技工所の公的番号付与について厚生労働省のご理解を得て、進展があった旨のご報告をいただいており、本日は楽しみにして来た。

 

ご提示していただく案を吟味し、実際に即した制度としていただきたいし、我々も協力してまいりたい。

今日はよろしくお願いしたいとの挨拶が述べられた。

 

引き続き、歯科技工所の公的管理番号制度の付与等に関して、厚生労働省から、無届歯科技工所対策への対応と題し、歯科技工士法施行規則を改正し、届出番号付与に関する記載を設けるとともに、歯科技工指示書の記載事項に歯科技工所番号の記載を追加する旨、厚労省医政局長通知による保健所の職権による歯科技工所廃止の取り扱いの明確化、同じく医政局長通知による歯科技工、歯科技工所の開設に関する考え方の再周知、各項目に関する歯科技工所管理者への研修受講依頼を行うなどの方向性と、各々の課題などが示された。

 

その後意見交換が行われ、歯科技工録への公的番号記載の必要性について、再委託に関する定義の明確化の必要性について、光学印象情報のデーターの位置づけについて、現行通知を出している付与番号と、今回の案の番号の違いについて、実施のスケジュール感について、歯科技工指示書の電子化と発行先の明確化について、歯科技工所管理者への研修会の実施主体について、歯科技工士資格等のマイナンバーへの取り込みについて、歯科技工士法の罰則の強化について等建設的な意見交換が行われた。

 

最後に、松本事務局長より、俸給表の改正も含め、この改正を歯科技工士会として積極的に活用していただくとともに、来るべき参議院選挙に関し、一層のご協力を賜りたい旨の発言があり、午後3時近くに役員会は終了した。

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