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歯科技工士に関する制度推進議員連盟総会開催

4月3日(木)午後4時より、衆議院第2議員会館多目的会議室において、歯科技工士に関する制度推進議員連盟総会が開催され、本連盟全役員と森野会長が出席した。

 

冒頭挨拶に立った上川会長(静岡1区)は、本日は、一昨年、武見厚労大臣に提出した政策要望のうち、歯科技工所識別のための公的施策による制度化と現状の教育課程に応じた俸給表の改定の進捗状況を報告いただくとともに、今後の進め方について協議してまいりたいのでよろしくお願いしたい旨の挨拶があった。

 

続いて福岡資麿筆頭幹事(厚生労働大臣:参議院佐賀)からは、しっかりと実態を把握し、必要な措置を講じていきたいと考えている。環境改善に向け、力を合わせてまいりたいとの挨拶があった。

 

さらに、顧問を務められている伊吹文明前衆議院議長からは、私の役目は、厚労大臣をこの場にお呼びすることだけで、厚労大臣が議連総会に出席しているのだから、厚生労働省は今日の要望をよく聞いて、誠意をもって対処するようにしてほしいとの挨拶があった。

 

続いて議題に入る旨が松本洋平事務局長(東京19区)から議場に伝達され、一つ目の議題として、議連幹事長である橋本岳幹事長(岡山4区)の席が空席となっているため、幹事長代理の役職を設け、堀内詔子衆議院議員(山梨2区)に就任頂くとともに、橋本先生、石川先生の復帰をお待ちしたいとの説明があり承認された。

 

二番目の議題として、歯科技工所識別のための公的施策による制度化に関する政策要望の進捗に対して、厚生労働省審議官並びに歯科保健課のほうから状況報告が行われるとともに、人事院給与局からは、現状の教育課程に応じた俸給表の改定について、厚生労働省と協議した結果、本年4月1日付をもって、医療職俸給表(二)初任給基準表の歯科技工士の欄に大学卒を設けた旨の報告がなされた。

 

引き続き本連盟奥村会長から、歯科技工業界で起きている現状など、エビデンスに基づき歯科技工所識別のための公的施策による制度化の必要性が再度訴えられた。

 

これに対し、中村博之議員(北海道4区)、長坂康正議員(愛知9区)、坂井学議員(神奈川5区:国家公安委員長)、宮下一郎議員(長野5区)、今枝宗一郎議員(愛知14区)から次々と公的番号付与の必要性が述べられ、全国統一の公的番号付与の実現が難しい場合は、歯科技工所の開設について届け出から登録にする措置も講ずるべきとの意見が出された。

 

森審議官からは、統一番号の必要性は感じており、どのような形でできるか検討している。早急に進めたいとの回答があった。

 

最後に、上川会長から、当然ながら、スケジュール感をもって進めていきたい。厚生労働省は、いつまでにこのようなことをするという報告を議連におこなっていただきたい。困難なのであれば、法改正も視野に入れながら検討してまいりたい。今後とも議連所属議員の皆様の協力をお願いしたいと挨拶し、総会を締めくくった。

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