11月14日 午後 、歯科技工士に関する制度推進議員連盟所属議員7名が、愛歯技工専門学校 と 日本歯科大学東京短期大学歯科技工学科を視察し、教育機関側と歯科技工教育について意見交換を行なった。
教育機関側からは、現状の2年教育では教育の充実や新技術等の対応が難しい。一方で、3年教育にすると学生の学費負担が増し、今でも殆どの教育機関が定員を満たしていない状況の中でさらに学生が減る可能性が高く、教育機関の経営に関わる懸念も示された。
視察した議連所属議員からは、国民歯科医療の更なる発展を図るためには、歯科医療を下支えしている歯科技工士教育の充実は必要不可欠との意向が示された。
今回の視察で、議連所属議員が現状を把握しつつ、これからの歯科技工士教育や歯科技工士の就労環境改善に向けて認識を深めていただいたと感じた。
国会会期中の多忙の中、上川会長をはじめ議連所属議員の皆さんが、国民の代表として歯科技工士教育の現場を視察していただいたことに心から感謝申し上げたい。
【視察された議連所属議員】
上川陽子会長(静岡1区)、橋本岳幹事長(岡山4区)、松本洋平事務局長(東京19区)、石川昭政事務局次長(茨城5区)、宮下一郎議員(長野5区)、宮澤博行議員(静岡3区)、前川恵議員(比例東京)