3月30日(月)午後3時から、衆議院第2議員会館第1会議室において、「第4回歯科技工士に関する制度推進議員連盟総会」が開催された。
年度末、また国会会期中にも関わらず、伊吹文明顧問(京都1区)はじめ、多くの議員と厚生労働省医政局歯科保健課より鳥山佳則課長ほか2名、人事院給与局より鈴木正義企画官、そして本連盟から10名が参加した。
議連事務局長の松本洋平議員(東京19区)の進行により始まった第4回総会は、冒頭、伊吹顧問より、歯科技工士会と当時の自民党社会部会との関わりを30数年前に遡って語られた。議連の若い議員の先生方には、昭和63年のいわゆる大臣告示の経緯等を踏まえ、歯科技工士が抱える最大の懸案である経済問題を解決させるために知恵を出して取り組んでいただきたい旨のご挨拶があった。
続いて、杉岡会長より、昨年末の総選挙に於いて、議連に所属の議員全員が当選されたこと、これまでの議連の先生方のご尽力により、この4月から歯科技工士法の一部改正が施行され、国家試験の全国統一実施が実現すること、また、同じく医療職俸給表(二)初任給基準表に関わる人事院規則一部改正が施行されたことへの感謝の意を伝え、引き続き、国民の健康増進に歯科技工士が誇りと使命を抱いて従事できるよう足らざる政策の推進に支援をいただきたい旨の挨拶があった。
その後、議連の平成26年度の活動報告ならびに収支報告が行われ、今後の活動目標について、古橋代表から歯科技工士の修業年限延長、歯科技工所の実態把握、歯科技工士の経済問題解決について、詳細な説明とともに確実に前進させていただくよう要望した。
出席した議員からは、議連に参加している議員が、当該地域の歯科技工士との交流を増やし、議員の政治活動にも理解と協力を求める意見があった。
時見理事長から、発足以来、議連の先生方の活動は大変精力的であり、地域連盟組織と連携して活動を活性化することを伝え、閉会となった。
出席者は以下の通り。
【議員連盟】
伊吹文明顧問(京都1区)、福岡資麿筆頭幹事(参院佐賀)、松本洋平事務局長(東京19区)、石川昭政事務局次長(茨城5区)、木村太郎議員(青森4区)、秋葉賢也議員(宮城2区)、根本匠議員(福島2区)、吉野正芳議員(福島5区)、秋元司議員(東京15区)、木内均議員(長野3区)、宮澤博行議員(静岡3区)、武村展英議員(滋賀3区)、大塚高司議員(大阪8区)、谷川とむ議員(大阪19区)、田野瀬太道議員(奈良4区)、瀬戸隆一議員(香川2区)、木原稔議員(熊本1区)、宮路拓馬議員(鹿児島3区) 【順不同】
【行政】
鳥山佳則歯科保健課長、和田康志歯科医療専門官、大平貴士歯科衛生係長、鈴木正義人事院企画官 【日技連盟】
杉岡範明会長、鈴木一央、鈴木隆夫、衛藤勝也副会長、時見高志理事長、阿部正從、小川博和副理事長、森野隆総務、古橋博美代表、夏目克彦岐阜県歯科技工士連盟会長