4月7日(月)午後3時より、衆議院第一議員会館第4会議室において、歯科技工士に関する制度推進議員連盟第5回例会が開催された。
議連は松本洋平事務局長(東京19区)の司会で始まり、伊吹文明顧問(京都1区)、上川陽子会長(静岡1区)の挨拶の後、新しく就任した本連盟の杉岡会長、古橋代表の挨拶が行われた。
平成25年度の活動報告、収支報告を承認した後、人事院規則別表医療職俸給表(二)の改正推進、修業年限延長と一学級あたりの定員削減等教育体制の見直しなどの歯科技工士に関する新たな課題が古橋代表より述べられた。
厚生労働省からは、医療職俸給表の改正の状況、教育体制の見直しに関する意見等が述べられ、人事院からも医療職俸給表の改正手順について説明があった。
伊吹顧問からは、医療職俸給表の改正も必要だが、公務員ではない歯科技工士の皆さんの待遇改善が必要なので、厚生労働省は抜本的改正を行っていただきたい旨の要請があった。上川会長からは、議連としての課題把握、歯科技工業界の現状把握のために、5月の連休明けに歯科技工所を視察したい旨の活動計画が発表された。最後に橋本岳幹事長(岡山4区)から、歯科技工士にかかる懸案の解決のため、今後も力を合わせて進めていきたいとの挨拶で閉会した。