8月9日（木）、午後1時より衆議院第2議員会館第3会議室において民主党医療技術者政策推進議員連盟のヒアリング及び意見交換会が開かれた。
今回は、公益社団法人日本歯科技工士会を代表しての出席要請があり、日本歯科技工士会から杉岡範明副会長と大西清支専務理事が出席した。
この中で日技は、昭和57年に免許権者が都道府県知事から厚生大臣（当時）に移行後、当分の間、都道府県が歯科技工士国家試験を実施することとなったが、この制度が30年も続いており、歯科技工士国家試験における実技試験を代替する手段として、実技能力の評価を全国統一の国家試験とは別の方法で担保することを前提とした上で、歯科技工士国家試験学説試験を早期に全国統一化して欲しい旨を要望した。
厚生労働省医政局上條歯科保健課長は、統一試験実施のための歯科技工士法の改正を準備しているが、閣法で提出するため、条件を整えている段階である旨の答弁があった。
川内博史民主党医療技術者政策推進議員連盟会長からは、うまく取り纏めて欲しい旨、歯科技工料金問題も取り組む課題である旨の発言があった。