6月11日(月)、午後2時30分より、参議院議員会館第1会議室において、5度目の関係議員・厚生労働省との意見交換会が実施された。歯科技工士国家試験の全国統一化に関する法改正について、歯科技工所の構造設備基準、歯科技工所識別、特定人識別の省令化、委託の定義についてそれぞれ厚生労働省の対応状況の説明があり、法改正については医療法の改正と併せた形で法案提出を検討している旨、歯科技工所の構造設備基準は厚生労働科学研究の報告書が纏められ、パブリックコメントの準備に入っている旨、それが終わり次第、労働基準局安全衛生部とも擦りあわせを行い、歯科技工所識別、特定人識別と共に省令改正を行う旨、委託の定義については既に通知を発出している旨が確認された。
議員からは、歯科医療議員連盟の中で、医療法改正内容が纏まらないならば、議員立法でやろうという話も一部具体的にあったが、厚生労働省が誠意を持って対応していただいているので、行政の対応に委ねたいとの話があった。
古橋会長からは、長い間進まなかったものが、ここに来て結果が見えてきたので、後はスピード感を持って、早く決着させるよう努力して欲しいと要望があった。
出席者 大久保 勉参議院議員
厚生労働省 小椋正之課長補佐、竹田飛鳥歯科衛生係長
古橋会長